葬儀費の支払いは誰がいつ行うのか
2020年01月01日
お葬式には、それなりに費用がかかります。家族葬であれば、都心では相場が100万円程度といわれていますが、一般葬であれば300万円から、上をみればキリがないほどの費用がかかります。故人の交流の広さ(功績)などによって豪華になるでしょう。
そうした場合の支払いも分担するのがいいのではないでしょうか。大概は、喪主を含めた遺族が負担します。しかし、通夜振る舞いなどでは現金が必要になることも少なくありません。予想を超えて通夜への弔問客がいれば、それだけお酒や仕出し料理も足りないことがあります。
地域によって婦人会や地区内の方々がお手伝いに来たり、お世話役がいたりします。志づけが必要になりますし、仕出し料理を提供する専門店では現金払いです。ちょっとした現金ならば、誰が肩代わりしておくのかも決めておきましょう。
領収書を管理する人も必要です。もちろん、葬儀では後日、葬儀社から支払いの請求書が届く手筈です。香典開きをしてから、おおよその金額も確認できるでしょう。もちろん、香典返しが必要になるので、香典には手が付けられないため、やはり親族で分担して支払いをするのが利に適っています。
そのため、事前にプランを考える際には、喪主のみならず、親族も含めて内容を決めることで金銭のトラブルを防ぐことができます。